個人再生に関する情報なら

官報とは政府が発行している新聞のようなもので、平日は毎日発行されています。大きな書店や政府刊行物の売り場などで売られており、図書館などでは今までの記事を閲覧することができます。

個人再生を行う場合、この官報に再生債務者の名前や住所、個人再生を行う旨などが掲載されることになります。

1回目の掲載は、個人再生手続きの開始決定を知らせる内容です。次に再生計画案に異議があるかどうかを決定する、書面決議の内容が2回目の掲載となります。最後に、裁判所から再生計画案が認可された旨が掲載され、官報で公表される再生債務者の住所や氏名等は、一般的に3回掲載されることになります。

このように、個人再生を行うと自己破産と同様に、官報に個人情報が掲載されてしまいます。ただ、官報の主な記事は個人再生や自己破産に限らず、省令や規則、国家試験の合格者発表など幅広く掲載されています。ですので、日常生活で定期的にチェックされている方は少数です。そのため、調査目的で官報を閲覧しない限りは、個人再生をすることが周囲の人に知れ渡る可能性は非常に低いでしょう。